以前、お金を得る収入形態(ビジネスモデル)の中で、ESBIクワドラントとしてEとSは労働収入型、BとIは権利収入型であることを紹介しました。
今回は労働収入と権利収入の話で、早速それぞれの特徴を見てみましょう。
労働収入型
労働収入型は最大でも「自分ひとりの労働力」しか収入になりません。したがって、EとSに属している限り、いつまでたっても収入には限界があり、自分の自由な時間も十分得られないことになります。
権利収入型
権利収入型は「自分以外のモノの力」を使って収入を得ているので、収入に限界がありません。BとIに属することができれば、収入に限界がなく、かつ自由な時間も得ることができることになります。
つまり収入を増やし、同時に自由な時間を得るためにはBかIになるということが必要となります。
今回の「労働収入と権利収入」についてわかりやすい動画があったので紹介します。
「パブロとブルーノ」という話です。
収入について労働収入でしか考えられないブルーノとどうにか効率よく仕組みを考えその権利として収入を得るパブロの話です。
(数分の話なので、今すぐ見てもらった方が理解してもらえると思います。)
Eのみに属しているかぎり「いつか大きな収入を得たい」「いつか労働時間に縛られない自由な時間を得たい」と思っていても、それは一生手に入りません。
この2つを手に入れたいのであれば、お金持ちの方は積極的にクワドラントを「E ⇒ S ⇒ B ⇒ I」と変えていっています。
もちろん「E ⇒ B」でも「E ⇒ I」でもかまいませんが、間違いなくE(労働者)からの脱却が必要になります。
結局は人それぞれの価値観で人生を決めなけばならないので、自分は労働者のままでいいという人は労働者のままでいいと思います。
大多数の労働者がいるから社会が成り立っていますし、最も単純で実感のある社会貢献です。
それでも、権利収入でお金を稼ぎたいのであれば世の中に何か「仕組み」を作る必要があり、働き方を変えなければならない。
たくさん働いてもなかなか収入が上がらないとお悩みの方は、仕事のやり方や内容に問題があるのではなく、収入を得る「ビジネスモデル」に問題がある場合がほとんどです。人生における自由な時間を確保するためにもビジネスモデルを意識して自分の働き方を決めていこうと思います。
fin
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